「精神と時の学校」で学んだこと

「1日が365日」とまではいかないけれど、いた時間以上に多くのことを学んだ学校。そこで学んだことを紹介します。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

学年会が子どもを育てることにつながる。

学校では、複数学級がある場合、「学年会」が行われます。 打ち合わせです。 「精神と時の学校」でも、どの学年も3学級ということもあり、定期的に、または必要に応じて行われていました。 学年会でも分担ができていて、「計画を立てる担当のもの」「計画に…

学校からの通信やお便りで伝えなければならないことは。

「精神と時の学校」でも学年通信を出していました。 この学年通信の出し方にも、一種独特のものがありました。 週1回発行で、一人ずつ交代で出します。学年部に3人いれば、3週間に1回というペースです。 これは、どの学校でもしていることだと思います。 た…

子ども喜ぶ朝顔の植え方

1年生で朝顔植えろことは、随分長く続いている、学校における一つの文化のようになっています。 1年生を担任すると、春に必ず、と言っていいほど朝顔を植える作業がありあます。 このときの、「精神と時の学校」で行った朝顔の植え方を紹介します。(「きっ…

心に残った先輩教師の言葉①

「新人研」 新人研〜教師のおごりを謙虚さへ〜 - 「精神と時の学校」で学んだこと が終わると、少しずつ先輩の先生方がいろいろなことを教えてくれるようになります。 「精神と時の学校」では、問題解決的な授業を構想する際、課題に対して出てくるであろう…

スタートカリキュラム、アプローチカリキュラムの編成で大切なこと

みなさんの学校はどのような「スタートカリキュラム」を編成しているでしょうか。 また、入学してくる子どもさん達の幼稚園がどのような「アプローチカリキュラム」を編成しているのかご存知でしょうか。 最近ではこの言葉も当たり前のように使われ、実際に…

イチニネン交流見つけませんか。

3年生から6年生までの縦の繋がりをつくる、サンゴー、ヨンロクを紹介しました。 じゃあ残りの1•2年生は。 当然あります。 1年生と2年生と海に1日海水浴、公園に1日秋見つけに行っていました。 この活動をメインとする1年生と2年生の交流を 「イチニネン交流…

ヨンロクを見つけませんか。

4年生と6年生とで山に3日間、集団宿泊体験に行っていました。 この宿泊をメインとする4年生と6年生の交流を 「ヨンロク」 と呼んでいました。 「ヨンロク」とは4年生と6年生で山に1946年生産されたFRの車を見つけにいく交流です。 嘘です。 「ヨンロク」には…

サンゴーを見つけませんか。

3年生と5年生とで海に3日間、集団宿泊体験に行っていました。この宿泊をメインとする3年生と5年生の交流を 「サンゴー」 と呼んでいました。 「サンゴー」とは3年生と5年生で海にサンゴを見つけにいく交流です。 嘘です。 「サンゴー」には以下のような3年生…

授業上達のために〜記録起こしの大切さ〜

「授業記録をとる」ことが、授業の上達につながることを書きました。 「自分の授業記録を起こす」 ことも同様だと思います。 精神と時の学校では、よく自分の授業をICレコーダーで録音し、それを聞いて授業記録を起こし、それをもとに自分の授業を見直し た…

花育ては子ども育て

精神と時の学校は今もそうかも知れませんが、私が勤務し始めた頃も花で一杯の学校でした。 中庭は広いウッドデッキなんですが、鉢がところ狭しと並べられていました。 春にはたくさんの花でウッドデッキが彩られていました。 2年生は保護者の協力をお願いし…

運動会の表現 去年と同じもアリ?

運動会の学年団体は、学年によって固定していることを以前書きましたが、「表現」は、できる限りずっと同じものをしていました。 たとえば、ある学年は1年生から6年生までずっとソーランをするんです。 流石に全く同じではなく、隊形を変えたり、曲を変えた…

新人研〜教師のおごりを謙虚さへ〜

今でこそ、県内の異動のルールや学校内の体制の変化などで「精神と時の学校」に自ら希望していく方もいるようです。若い先生が違った環境で学べるチャンスがあることはとてもいいことだなあと思っています。 ただ、私が務めていたころは、望んでいくというこ…

授業記録のススメ〜記録の上達は授業の上達〜

誰かの授業を参観するときは「できるだけ忠実に」ノートに記録にとるようにしています。 教師の言葉も子どもの言葉も。 授業が上達への道 その2 - 「精神と時の学校」で学んだこと 「精神と時の学校」の事後研で、いきなり「今日記録を取らなかった人は発言…

課題を黒板に、貼るべきか書くべき

ふと気づいたら、ここまで授業に関わることを一つも書いていなかったので今日書きます。 授業の中で「課題」って板書に位置づけますよね。 その時間、その単元で子どもが考えていくこと。 その課題を解決するするために学習活動を行い、教師の手立てがある。…

歓迎遠足の提案にて

勤務し出してすぐ、職員会議で歓迎遠足の提案がありました。 1年生から6年生の縦割班が、広い公園でウォークラリーをする内容でした。 しかし、なかなか遠足の当日の動きの打ち合わせに話がいかないのです。 「今回の遠足のねらいはこれで良いのか。」 「遠…

振り返り 〜授業だけでなく行事でも〜

最近特に1時間や1単元の学びを振り返る「振り返り」が重要視されています。 メタ認知するためにも「振り返りが大事」。 精神と時の学校では、前回の記事で少し触れたように、1時間の授業、単元だけでなく、行事が終わった後なども学年集会でしっかり振り返り…

やたらと多い学年集会

みなさんの学校では「学年集会」はどんな時に開きますか? 何か問題行動があったときに開くことが多くないでしょうか。これ以上広まらないように。同じことが起きないように。全体に釘を刺しておこう。 または修学旅行や、宿泊合宿など、大きな行事の前に開…

きっかけ集会でやる気と見通しを

「きっかかった。」「きっかかってない。」 「明日いよいよきっかける。」 少し変ですがよく使われていた、言葉です。 何か行事や新たな活動が始まるとき、必ず「きっかけ集会」なるものをやります。 例えば遠足だったら、特別活動部の先生が中心となって、…

運動会 学年団体は固定

運動会で学年ごとの団体競技がありますよね。 みなさんの学校では、学年の団体競技は固定されていますか?それとも、毎年、その学年に任されていますか? 最近は固定されている学校も多いように思いますが、私の務めていた附属小学校でも次のように固定され…

記憶にあるうちに

小学校の教師になってから、23年目です。 その中に、明らかに自分の教師人生を変えた日々があります。県内の大学附属小学校に努めた日々です。 在籍した時間以上に多くのことを学ぶことができました。 自分にとっては「精神と時の学校」 どの附属小学校も…