「精神と時の学校」で学んだこと

「1日が365日」とまではいかないけれど、いた時間以上に多くのことを学んだ学校。そこで学んだことを紹介します。

やたらと多い学年集会

みなさんの学校では「学年集会」はどんな時に開きますか?

 

何か問題行動があったときに開くことが多くないでしょうか。これ以上広まらないように。同じことが起きないように。全体に釘を刺しておこう。

 

または修学旅行や、宿泊合宿など、大きな行事の前に開き、持ち物などの確認をする。

 

精神と時の学校では日頃から、やたらと学年集会をしていました。

 

年度や学期の最初には、学年集会で「学年開き」をし、どんな1年にするのか、どんな学期にするのかを話し合い、確認する。

行事の前にはどんな行事にしたいのか、どうすれば行事が成功と言えるのか話し合い、テーマも決める。

行事が終われば学年で「振り返り」をする。「きっかけ」に対し「振り返り」もしていました。この「ふりかえり」の仕方についてはまた後日。

 

このように、何かにつけて学年集会をしていました。その良さには次のようなものがあると思います。

 

1 教師もそろう。

 

子どもだけでなく、教師の意識も揃っていきます。学年で育てていこうとする「目指す子どもの姿」が統一されていきます。職員室でゆっくり話す時間がなくても、自然に揃っていきます。

今からの取り組みで、どんな力をつけるのか。

教師の指導の方向が揃っていく。

「学年で育てていこう」という先生たちの意識が自然とできてきます。

 

2  子どもを多面的多角的に捉えられる。

 

毎日一緒にいる担任からしてみると、短所と思えるような子どもの姿も、他の先生には長所とうつることもある。

自分の子ども捉えを見直す機会にもなります。

逆に他学級の子どもの良さをみつけ、自然と、「子どもの姿」を通しての、先生達の会話、交流も広まります。

 

3   人前で話す力が育つ。

 

なかなか、人前で発表できる子を育てられない学級は、たくさん発表できる子が育っているクラスに、影響を受けます。

同じ学年にあんなに話せる人がいる。あのクラスではあんなに発表してる。あんな考えをもっている人がいる。自分たちも頑張ろう。

学級ごとに切磋琢磨し、成長していけるきっかけの場となります。

 

「うちの学校は単学級だから、、、」というところは、低、中、高学年集会などをする機会を伺ってみてはどうでしょうか。

 

異学年で集まることは、また様々な効果もあることと思います。

 

実際、学年集会とは別に異学年集会というか、異学年で行う活動もたくさんありました。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。