「精神と時の学校」で学んだこと

「1日が365日」とまではいかないけれど、いた時間以上に多くのことを学んだ学校。そこで学んだことを紹介します。

記憶にあるうちに

小学校の教師になってから、23年目です。

 

   その中に、明らかに自分の教師人生を変えた日々があります。県内の大学附属小学校に努めた日々です。

在籍した時間以上に多くのことを学ぶことができました。

 

       自分にとっては「精神と時の学校」

 

    どの附属小学校も「激務だ」「封建的だ」「附属だからできる」「公立校には役に立たない」などの批判があると思います。

(封建的と言われる「新人研」についてはこちら)

新人研〜教師のおごりを謙虚さへ〜 - 「精神と時の学校」で学んだこと

    実際勤めて見てその批判はどうなのか。

 

    「激務」「封建的」は確かにあったかも知れません。最初は、「なんなんだ、この学校は。」と思ったことも多々ありました。しかし、だからといって「附属だからできる」「公立の役は立たない」という批判があるとしたら、それは間違いだと、過ごせば過ごすほど思いました。

   附属小学校勤務経験を持つ多くの方がそう思っているのでは。

 

    その後全国的に附属学校の改革が進みました。私が勤めていた附属小学校も、急速に大きく変わったようです。        

   私の務めた附属小学校はその変化に柔軟、迅速に対応し、 今でも県内の先生方のために大切な情報をたくさん発信している素晴らしい学校です。私が、勤めていた時以上だと思います。

 

    しかし、「激務」「封建的」だからこその良さがあり、私の教師人生に大きな影響を与えた附属小学校のことを、まだ記憶にあるうちに記録に残したい。

     同時に「公立でもできる」「公立の役に立つ」ことを伝え、日々、子ども達を前に悩み、葛藤しながらも前に進んでいる先生方々の実践にとって、少しでも役立てば。と思い、具体的なエピソードと共にブログに今後書き留めていくことにしました。

    エピソードを読んでみて、「そんなこと、うちの学校でも当たり前にやっとるわ!」という方には、最初に謝っておきます。ごめんなさい。

   

   それに長く附属を築き上げてきた諸先輩方からしてみれば、「甘い!」と叱られそうですが、最初にお願いしておきます。どうか暖かく見守って下さい。

 

    前置きはこれくらいにし、次の記事からは、エピソードを紹介していきます。宜しくお願いします。